カリキュラム

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教育学部では小学校教諭一種、幼稚園教諭一種、保育士資格が取得可能です。取得を希望する免許・資格に定められた科目を履修していきます。3つすべての免許・資格を取得することも可能です。
高い教育実践力を身に付けるために、多岐に渡る教科教育法・実習などの科目を履修できる体系的・段階的なカリキュラムです。
また、教養基礎科目では教員として必要なコミュニケーション能力などを学修し、さらによき社会人としての教養も身に付けます。
さらに、教員採用試験対策講座などオプション教育プログラムも充実しています。

目指す進路

  • 小学校
  • 幼稚園
  • 認定こども園
  • 保育園
  • 児童福祉施設
  • 教育関連企業
  • 地方公共団体 など

小学校教諭一種免許状

「学校教育法」に基づく免許。小学校の1~6年生の児童に原則として国語から体育まですべての教科を一人で教えるほか、HRや給食、登下校といった学校生活の指導や、運動会など学校行事の運営、家庭訪問なども担当し、全人格的な教育を行います。小学校の教育は、まだ自己が確立されていない時期の子どもたちに教鞭をとる仕事であり、子どもたちの人格形成に大きな影響を与えるだけに、大きな責任とやりがいがあります。

PICK UP

教育実習(小学校)

4週間の教育実習を通して、児童に対する理解を深め、体験的・総合的に小学校教諭の職務を学びます。また、学習指導案の作成、実際の授業体験によって、教科の適切な指導法、実践的な指導力を身につけます。
子どもの個性や生活環境、子ども同士の人間関係等を踏まえた学級経営の実際なども学びます。

算数科教育法Ⅰ

授業準備・授業実践・授業評価を行う力を十分に身につける土台として、指導内容を数学的に読み解く力は欠かせません。
この授業では、算数科における教育目標、育成を目指す資質・能力を理解し、学習指導要領に示された算数科の学習内容について背景となる学問領域と関連させて理解を深めるとともに、様々な学習指導理論を踏まえて具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身に付けます。

学級経営論

すべての児童が生き生きと心豊かに成長するように、目標・計画を立て、実践し、評価を通して計画を見直し改善していくのが学級経営です。学級経営の意義、集団づくりや人間関係づくりの理論及び実践方法、学級教育目標の設定や学級経営計画の評価と改善など学級経営マネジメントについて学びます。
また、特別な配慮を必要とする子どものいる学級経営や荒れてまとまらなくなった学級の対応など、様々な実践事例の分析・検討を通して学級経営の実践力を育成します。

4年間の学びのステップ

  1. 1年次

    大学での学び方や教員に必要な資質を養う。また、各科目の基礎技能を学び、4年間の学びの土台を築く。
    • 忍ヶ丘教養
    • 学校インターンシップ
  2. 2年次

    1年次に学んだ知識を土台に教員として必要な知識を身に付けます。教育法の授業なども始まり、模擬授業などで実践力を身に付けます。
    • 各科目教育法
    • 英語コミュニケーション
    • ピアノ・声楽
  3. 3年次

    • 各科目教育法
    • 教育実習(小学校)
    • 介護等体験
  4. 4年次

    教員採用試験本番を迎える。4年間の集大成、卒業論文を仕上げる。
    • 教職実践演習(小・幼)
    • 卒業論文
    4年間の成長スケジュール

履修モデル

専門基礎科目 専門科目
1年次
  • 教職概論
  • 教育原理
  • 教育心理学
  • 教育とICT活用の方法

教科・基礎技能

  • 国語Ⅰ(書写を含む)
  • 算数Ⅰ
  • 理科Ⅰ
  • 音楽
  • 社会Ⅰ
  • 生活
  • 教育とICT活用の方法

実習

  • 学校インターンシップ
2年次

教科・基礎技能

  • ピアノ・声楽Ⅰ
  • 算数Ⅱ
  • 社会Ⅱ
  • 英語
  • 子どもの音楽活動
  • 国語Ⅱ
  • 家庭

教育課程・指導法

  • 生活科教育法
  • 音楽科教育法
  • 道徳教育の指導法
  • 教育の方法と技術
  • 教育課程論
  • 算数科教育法Ⅰ
  • 理科教育法Ⅰ
  • 図画工作科教育法
  • 総合的な学習の時間の
    指導法
  • 特別活動の指導法

生徒指導・教育相談

  • 教育相談
  • 生徒指導・進路指導
3年次
  • 教育制度論
  • 特別支援教育概論
  • 教育とICT活用の方法

教科・基礎技能

  • ピアノ・声楽Ⅰ
  • 算数Ⅱ
  • 社会Ⅱ
  • 英語
  • 子どもの音楽活動
  • 国語Ⅱ
  • 家庭

教育課程・指導法

  • 生活科教育法
  • 音楽科教育法
  • 道徳教育の指導法
  • 教育の方法と技術
  • 教育課程論
  • 算数科教育法Ⅰ
  • 理科教育法Ⅰ
  • 図画工作科教育法
  • 総合的な学習の時間の
    指導法
  • 特別活動の指導法

生徒指導・教育相談

  • 教育相談
  • 生徒指導・進路指導
4年次

教育課程・指導法

  • 学習の科学

実践演習

  • 教職実践演習(小・幼)

幼稚園教諭一種免許状

「学校教育法」に基づく免許。幼稚園教諭は、遊びや音楽、絵画、運動などを通じて、3~5歳児の生活指導、心身の発達といった人間形成にあたる仕事です。幼児期からの早期教育に対する関心が高まり、また、延長保育を行う幼稚園が増えていることなどからも、幼稚園教諭はますます社会に求められる存在になっていくことが予測されます。

PICK UP

教育実習(幼稚園)

幼稚園での教育実習を通し、幼児理解を更に深め、保育内容・保育環境・保育者支援など、幼稚園教諭の職務についてより深く学びます。また、保育指導案の作成、保育体験を重ねることで、より適切な保育方法を身に付け、実践的な指導力を身につけます。

保育内容指導法(環境)

保育内容の領域「環境」は、「周囲の様々な環境に好奇心や探究心をもって関わり、それらを生活に取り入れていこうとする力を養う」ことを目指すものです。授業では、子どもが自然環境の中で遊ぶ際の安全対策や植物を用いた遊び、動物飼育などについて学びます。泥団子やシャボン玉作りなどを扱う回もあり、遊びを発展させる方法も考えます。
幼児の感性を豊かにし、人間として生きる力の基礎となる心情、意欲、態度などを身に付けていくための指導法および基本的な知識を身につけます。

子どもの音楽活動

音楽活動は子どもに豊かな情操と音楽的感性を育て、その体験が子どもの音楽と人間の形成に大きな影響をあたえます。この授業では、幅広い合唱曲を実際に歌うなど実践的・理論的学習を通して、主に「学芸的行事〔音楽集会、今月の歌…など〕」「儀式的行事〔入学式、卒業式…など〕」を展開するための基本的な知識、技能、ICT教育教材の活用法を習得します。

4年間の学びのステップ

  1. 1年次

    大学での学び方や保育者に必要な資質を養う。また、保育の基本的な考え方や知識を身に付け、4年間の学びの土台を築く。
    • 忍ヶ丘教養
    • 学校インターンシップ
  2. 2年次

    1年次に学んだ知識を土台に、子どもへの理解、保育内容の指導法を学び、専門性を高める。
    • 保育課程論
    • 保育内容指導法(各分野)
  3. 3年次

    • 教育制度論
    • 教育実習(幼稚園)
    • 介護等体験
  4. 4年次

    4年間の集大成、卒業論文を仕上げる。
    • 教職実践演習(小・幼)
    • 卒業論文
    4年間の成長スケジュール

履修モデル

専門基礎科目 専門科目
1年次
  • 教職概論
  • 保育原理
  • 教育原理
  • 教育心理学
  • 保育者論

教科・基礎技能

  • 国語Ⅰ(書写を含む)
  • 算数Ⅰ
  • 音楽

保育内容・指導法・保育の表現技術

  • 保育内容指導法(造形表現)
  • ことばと遊び
  • 音楽と遊び
  • 乳児保育Ⅰ
  • 幼児と人間関係
  • 幼児と言葉
  • 幼児と健康
  • 幼児と環境
  • 幼児と表現

実習

  • 学校インターンシップ
2年次

対象の理解

  • 保育の心理学
  • 子どもの食と栄養

教科・基礎技能

  • ピアノ・声楽Ⅰ
  • 子どもの音楽活動

教育課程・指導法

  • 教育の方法と技術
  • 教育課程論

生徒指導・教育相談

  • 教育相談

保育内容・指導法・保育の表現技術

  • 保育課程論
  • 保育内容指導法(環境)
  • 保育内容指導法(音楽表現)
  • 乳児保育Ⅱ
  • 保育内容総論
  • 保育内容指導法(健康)
  • 保育内容指導法(人間関係)
  • 保育内容指導法(言葉)

実習

  • 保育実習指導Ⅰ
  • 保育実習Ⅰa
3年次
  • 社会福祉
  • 教育制度論
  • 特別支援教育概論
  • 子ども家庭福祉
  • 子どもの家庭支援論
  • 社会的養護Ⅰ
  • 子どもの健康と安全

生徒指導・教育相談

  • 幼児理解

保育内容・指導法・保育の表現技術

  • 障害児保育
  • 造形表現演習
  • 子育て支援論
  • 幼児体育演習

実習

  • 保育実習Ⅰb
  • 教育実習指導
  • 教育実習Ⅰ(幼稚園)

介護等体験

  • 介護等体験
  • 教育実習Ⅱ(幼稚園)
4年次

保育内容・指導法・保育の表現技術

  • 学習の科学

実践演習

  • 教職実践演習(小・幼)
  • 保育実践演習

保育士資格

「児童福祉法」に基づく国家資格。保育士の主な仕事は、保育所や乳児院などの児童福祉施設で親や保護者に代わって子どもの心身両面の成長を手助けすることです。保育所は、女性の社会進出を支える基盤として、また、地域の子育て支援施設として重要な存在になっています。保育士の仕事の幅は広がり、その果たす役割が大いに期待されています。

PICK UP

保育実習

学内で学んだ保育の知識や技術を生かして、保育の現場で子どもと直接関わる中で、子ども理解や実習施設への理解を深め、保育の実際を体験的に学習します。実習する保育所の保育の目標、保育所の一日の流れや乳幼児の発達過程を理解します。そして、養護と教育が一体となって展開される保育内容や、保育の計画や方法、観察・記録等について具体的に学び、専門職としての保育士の役割と職業倫理について理解します。

乳児保育

乳児保育に関する専門的な知識や技能を学びます。乳児保育とは何か、その役割と機能を理解し、保育所・認定こども園で生活する0~2 歳児が、食事、排泄、睡眠、衣類の着脱、身のまわりを清潔にするなどの基本的生活習慣を、主体的に身につけていくための保育者のかかわり・援助について専門的な知識や技能を学びます。

保育の心理学

乳幼児期は、特に発達が著しい重要な時期です。子どもの言語の発達、自己意識の発達、社会性の発達や子どもの遊びを通した学びの過程と特性についてなど乳幼児期の子どもの発達を学ぶことで子ども理解を深めるとともに、子どもの育ちと学びに寄り添いながら養護及び教育を一体的に行うための土台を築きます。

4年間の学びのステップ

  1. 1年次

    大学での学び方や教員に必要な資質を養う。また、各科目の基礎技能を学び、4年間の学びの土台を築く。
    • 忍ヶ丘教養
    • 学校インターンシップ
  2. 2年次

    1年次に学んだ知識を土台に、子どもへの理解、保育内容の指導法を学び、専門性を高める。
    • 保育課程論
    • 保育内容指導法(各分野)
  3. 3年次

    • 教育制度論
    • 保育実習
  4. 4年次

    4年間の集大成、卒業論文を仕上げる。
    • 保育実践演習
    • 卒業論文
    4年間の成長スケジュール

履修モデル

専門基礎科目 専門科目
1年次
  • 教職概論
  • 保育原理
  • 教育原理
  • 教育心理学
  • 保育者論

教科・基礎技能

  • 国語Ⅰ(書写を含む)
  • 算数Ⅰ
  • 音楽

保育内容・指導法・保育の表現技術

  • 保育内容指導法(造形表現)
  • ことばと遊び
  • 音楽と遊び
  • 乳児保育Ⅰ

実習

  • 学校インターンシップ
2年次

対象の理解

  • 保育の心理学
  • 子どもの食と栄養

教科・基礎技能

  • ピアノ・声楽Ⅰ
  • 子どもの音楽活動

教育課程・指導法

  • 教育の方法と技術
  • 教育課程論

生徒指導・教育相談

  • 教育相談

保育内容・指導法・保育の表現技術

  • 保育課程論
  • 保育内容指導法(環境)
  • 保育内容指導法(音楽表現)
  • 乳児保育Ⅱ
  • 保育内容総論
  • 保育内容指導法(健康)
  • 保育内容指導法(人間関係)
  • 保育内容指導法(言葉)

実習

  • 保育実習指導Ⅰ
  • 保育実習Ⅰa
3年次
  • 社会福祉
  • 教育制度論
  • 特別支援教育概論
  • 子ども家庭福祉
  • 子どもの家庭支援論
  • 社会的養護Ⅰ
  • 子どもの健康と安全

生徒指導・教育相談

  • 幼児理解

保育内容・指導法・保育の表現技術

  • 障害児保育
  • 造形表現演習
  • 子育て支援論
  • 幼児体育演習

実習

  • 保育実習Ⅰb
  • 教育実習指導
  • 教育実習Ⅰ(幼稚園)

介護等体験

  • 介護等体験
  • 教育実習Ⅱ(幼稚園)
4年次

保育内容・指導法・保育の表現技術

  • 学習の科学

実践演習

  • 教職実践演習(小・幼)
  • 保育実践演習

学部共通科目

1年次

教養基礎科目

  • フレッシュマン・セミナー
  • 忍ヶ丘教養

教養発展科目

  • 日本国憲法
  • 英語コミュニケーション
  • 文学
  • 健康の科学
  • 教師とは何か -史的省察-
  • 数学と生活
  • 情報処理
  • 環境の科学
  • 英語Ⅰ
  • 体育実技
2年次
3年次

教養発展科目

  • プログラミング入門
4年次

卒業論文

PICK UP

忍ケ丘教養Ⅲ

「フレッシュマンセミナー」、 「忍ケ丘教養Ⅰ」、「忍ケ丘教養Ⅱ」で学んだことを実践するために、実際に自分で考え、必要な資料を収集・整理・解析し、その上で他者に理解できるように発表する技術を修得する。また、要旨をまとめる技術や発表時における質疑応答技術を修得します。

英語コミュニケーションⅡ

英語の基本的な構文を正しく理解し、自信を持って英語を使うことに慣れ、身の回りの事柄や社会的な事柄だけではなく、教員を目指す学生として 学校生活における専門的な表現にも親しみ、使えるようになることを目指します。

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